スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 原題_Star Wars:The Rise of Skywalker

今年のホリデーシーズンの大本命が公開されると同時に、一つの伝説が完結した。しかしながら、題名に“夜明け”と付いているにも関わらず、“日暮れ”を感じさせるほど世間の反応は厳しいものだった。決してヒットしていないわけではなく、ネットに何でも書けるこの時代に押し込まれたように思う。私は大変満足し、一つの青春が終わった気がして、自然と涙が出てきた。私は世間に問いたい、そもそも40年以上も続くストーリーに新しさを求めるのは違うのではないかと思う。父から聞いた事だが、当時はストーリーがとても斬新で映像技術の進歩に驚いたそうだ。しかし今となっては、王道のSFに正義と悪の戦いというシンプルなストーリーととられてしまうのは仕方がないし、観客はCG慣れをしているため、マイナスな評価を受けるのも受け入れたくはないが、当然だろう。ここで大事なのは、そういった声や重圧のプレッシャーに負けず、批判の声も受け入れた製作陣の、ジェダイのような寛大な心だ。ファンとして、観客として、この精神をこれからも大事にしていきたい。そして、何十年も愛される新時代の映画を作るという私の壮大な夢を勇気づけてくれたスター・ウォーズに心から感謝したい。ちなみに、完結したのはスカイウォーカー時代であり、これからも映画、ドラマ、アニメなどから全く新しい話が生まれていく予定。

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