チャーリーズ・エンジェル 原題_Charlie's Angels

2000年にキャメロン・ディアス主演で大ヒットをし、男を翻弄させるセクシーさと、どんな敵にも怯まず戦う強さで世界中の女性に勇気を与えた「チャーリーズ・エンジェル」。その20年後を描いた本作は、人種もメンバーも一新しパワーアップして帰ってきた。前作では美人過ぎないリアリティのあるキュートさが人気を博したが、時代と共にエンジェルは美貌もスタイルも進化して洗練され、本当に天使のようだった。それにしても今年は強い女性の作品が多い。昨年社会現象となった悪のカリスマ”ジョーカー“と別れ、戦う女性アンチヒーローチームを作る『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒/Birds of Pray』やアジアが舞台で男に混じって戦うヒロインが主人公の名作ディズニー映画の実写版『ムーラン』、アベンジャーズ唯一の女性オリジナルメンバーであるナターシャの知られざる戦いを描く『ブラック・ウィドウ』。そして、スーパーマンバットマンが所属するヒーローチーム”ジャスティス・リーグ“のメンバーであるダイアナの過去の秘密を描く『ワンダーウーマン/1984』と、そうそうたる顔ぶれだ。突然だが、私は男より女性の方が偉いと思っている。なぜなら、いつもは優しさと笑顔で元気を与え、仕事の時はクールで冷静に引っ張ってくれたり、出産を経験し家族が増えると尚更に責任感を持つ。家に帰るとだらしなくなる男よりも、何倍もしっかりしているではないか。まさにエンジェルな女性達には、感謝してもしきれない。私にもいつか子供が出来たら、母が一番偉大なんだと教えようと決めた。f:id:cinemaeye:20200229211157j:image