ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲/原題 Johnny English Strikes Again

おっさんスパイ? 時代遅れのスパイが世界を救う!(東宝東和)

〓DATE

2018.11.18(日)Sceen8 

〓 FILMMAKERS

監督 デヴィッド・カー、脚本 ウィリアム・デイヴィス、ユニバーサル映画

〓CAST

ローワン・アトキンソン(ジョニー・イングリッシュ)、ベン・ミラー(ボブ)、オルガ・キュリレンコ(オフィーリア)、ジェイク・レイシー(ヴォルタ)、エマ・トンプソン(イギリス首相)

〓概要

 ジョニー・イングリッシュのシリーズ3作目、『007』をパロったシーンが随所に登場する。主人公のジョニーはデジタル機器が使えないので、使うガジェットはすべてアナログだ。ロシアの情報機関(KGB?)にはジョニーの記録がないことから、謎めいたプロ中のプロスパイと思われてしまう。

 イギリスへのサイバー攻撃が度を増し、とうとうイギリスの情報機関MI7(実在のイギリス情報機関として知られているのはMI6だ)に所属する諜報活動中の現役のスパイ情報が漏れてしまう。MI7のOB数名が呼び出されこの犯人の探索に当たらせようとするが、その任を担うことになったのは訳あってジョニー一人だけとなってしまう。

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〓cinemaeyes 

 実在の有名人がいるから・・お笑いのそっくりさんがいるし、ジェームズ・ボンドがいるから・・ジョニー・イングリッシュがいるのだ! ローワン・アトキンソンのパロディ演技は他のコメディアン同様、真顔で淡々と演じられていく、チャーリー・チャップリン来の変わらぬスタンダードだ。さらには、ジョニーの顔そのものがおもしろいから、余計に笑いをそそられてしまうのだ。

 これまでのシリーズの中でも本作は笑いを取れるだけ取りに行く、もう少しスマートに任務を遂行できるシーンがあった方が、硬派の007やM:i、軟派のジョニー・イングリッシュ、としての地位をがっちり確立できるんじゃないか?と心配してしまうぐらいだ。

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〓IMPRESSION

 心から笑えるパロディ映画、日頃のストレス発散に、肩の力を抜いて観ましょう!

johnnyenglish.jp