マンマ・ミーア ヒア・ウィー・ゴー/原題 Mamma Mia! Here We Go Again

すべての人を“人生最高の笑顔“にするハッピーなミュージカル!

〓DATE

2018.8.25(土)10:00 Screen6

〓FILMMAKERS

監督 オル・パーカー

原曲 ABBA

配給 ユニバーサル、東宝東和

〓CAST

アマンダ・セイフライド(娘ソフィ)、ピアース・ブロスナン(サム)、コリン・ファース(ハリー)、ステラン・スカルスガルド(ビル)、ドミニク・クーパー(スカイ)、クリスティーン・バランスキー(ターニャ)、ジュリー・ウォルターズ(ロージー)、アンディ・ガルシア(セニョール・シエンフエゴス、フェルナンド)、メリル・ストリープ(母ドナ)、シェール(祖母ルビー)

〓ご注意

以下の文章にはネタバレを含みますのでご注意下さい。

〓概要

 1作目『マンマ・ミーア(2008)』に続く、最初から最後までABBAワールドの作品。昔、カセットテープやレコード、ラジオで聴いていたABBAを再び聴く時、誰もがきっと当時の想い出が蘇るはず。

 旅から島に帰ってきたソフィは、母ドナから受け継いだ宿を改装する。宿の名は「ホテル・ベラ・ドナ」、母の名を受け継いでいる。新装オープンパーティ迄の出来事と、母ドナの大学卒業後からこの島でソフィを出産する迄の出来事が、互いに往き来しながらストーリーは進行する。

 母ドナと三人の父との馴れ初めが描かれ、ソフィの誕生シーン、やがてソフィも母となり赤ちゃんの厳かな洗礼シーンへと移り行く。母から娘へ、そして赤ちゃんへと繋ぐ物語が情感豊かに描かれる。 

〓cinemaeyes

 海から山からダンシング・クィーンの全員ダンスはメインシーンの一つ、あのスパイたち、007 5代目ジェームズ・ボンドピアース・ブロスナンが、キングスマンコリン・ファースが踊りまくる、このイメージギャップは愉快で堪らない、思わず吹き出し笑いしてしまう。

 母ドナと二人の女友達は大学来の親友、若き日の二人のキャスティングは絶妙だ、今の二人をそのまま若くしたそっくりさんなのだ。

 60代の役者がたくさん歌って踊りまくる、皆さん実に楽しそうに演じている、アメリカ映画の懐の深さを感じさせるところだ。

 そんな60代の中で、今回アンディ・ガルシアはホテルのマネージャーとして初登場、三人の父親候補をも圧倒する存在感、只ならぬ何かを予感すると思ったら案の定、ラストにはびっくりさせられるのだ。

 東京でのビジネスシーン、商談相手の日本人の家族写真にあの芸人が映るところには驚かせられます。  

 

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