オーシャンズ8/原題 OCEAN'S EIGHT
〓DATE
2018.8.11(土)11:40 Screen8
〓FILMMAKERS
監督 ゲイリー・ロス、製作 スティーブン・ソダーバーグ、配給 ワーナー・ブラザーズ
〓CAST
サンドラ・ブロック(デビー・オーシャン)、ケイト・ブランシェット(ルー)、アン・ハサウェイ(タフネ)、ミンディ・カリング(アミータ)、サラ・ポールソン(タミー)、オークワフィナ(コンスタンス)、リアーナ(ナインボール)、ヘレナ ボナム=カーター(ローズ)
〓ご注意
以下の文章にはネタバレを含みますのでご注意ください。
〓概要
オーシャンズシリーズが妹編となっての登場だ、綿密な計画により最後には300億円の宝石をゲットしてしまう。
個性豊かな女優陣の共演は夢のよう、しかも、何と盗まれたはずのタフネが 実は・・・というどんでん返しのストーリーも楽しませてくれる。映画宣伝用の下の写真、右から2人目のサングラスの女性が宝石を奪われたタフネを演じたアン・ハサウェイなのだが、何とデビー率いる犯罪チームの面々と一緒に写真に写っているのだ。
ゲットした宝石を換金していく方法がまた面白い、いろいろな宝飾品に変わって売られていく、売却を担当する彼女らは果たしてどういう関係者だったのか・・・?
〓cinemaeyes
一度にたくさんの女優を観れるうえに、リアーナとも『ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017)』に続いてスクリーンでお会いできるとても贅沢な映画だ。
オーシャンズシリーズは『オーシャンと十一人の仲間(1960)』『オーシャンズ11(2001)』『オーシャンズ12(2005)』『オーシャンズ13(2007)』と続く凄腕犯罪スペシャリスト達を描くシリーズだ。よくある銃撃シーン、殺人シーンがないのが好感を呼ぶ、この点はまだ記憶に新しい『ローガン・ラッキー(2017)』も殺戮シーンがない犯罪映画でよく似たストーリー展開の作品だった。それもそのはず「ローガン・ラッキー」の監督スティーブン・ソダーバーグは本作のプロデューサーであり、「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」「オーシャンズ13」の監督でもあったのだ。
デビー・オーシャンが刑務所から出所し、壁にダニー・オーシャンと書かれたプレートの下でお酒を飲むシーンがある。デビーの兄のオーシャン(ジョージ・クルーニーが歴代演じてきた)はデビーが服役中に亡くなったようで、このシーンをもって、ジョージ・クルーニーがオーシャンズシリーズから引退したことを表現していたようだ。
『マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)』ではソーの姉ヘラを演じていたケイト・ブランシェット。ヘラは余りにも強すぎたうえに仮面も付けていたのでケイト・ブランシェットのご尊顔は記憶に残らなかったのだが、本作ではデビーのクールな参謀役を颯爽とした容姿で演じてくれて、とても印象的だった。ケイト・ブランシェットは生まれも育ちもオーストラリア生まれ、そしてソー役のクリス・ヘムズワースも同じく生まれも育ちもオーストラリアだ。
メットガラ(ニューヨークのファッションショー)のパーティーシーン、たくさんのカメオ出演があった。シャラポワやセリーナ・ウィリアムズなどはとても目立っていたし、筆者には分からなかったのだが他にもたくさんの有名人が出演していたようだ。