アントマン&ワスプ/原題 ANT-MAN AND AND THE WASP
このふたり、小さくなるほど、強くなる。
〓DATE
2018.09.01 土曜日 9:50 Screen9
〓FILMMAKERS
監督 ペイトン・リード
製作 ケヴィン・ファイギ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
〓CAST
ポール・ラッド(アントマン:スコット・ラング)、エヴァンジェリン・リリー(ワスプ:ホープ・ヴァン・ダイン)、マイケル・ダグラス(ハンク・ピム博士)、ハンナ・ジョン・カメン(ゴースト:エイヴァ)、ローレンス・フィッシュバーン(ビル・フォスター)、マイケル・ペーニァ(ルイス)、ミシェル・ファイファー(ジャネット・ヴァン・ダイン)
〓ご注意
以下の文章にはネタバレを含みますのでご注意ください。
〓概要
本作は「アントマン(2015)」、そして「シビル・ウォー/キャプテン★アメリカ(2016)」から続くアントマン主演の2作目。さらには、「アべンジャーズ インフィニティ・ウォー(2018)」と同時平行の時間軸となっている。
究極のミクロ世界まで縮小して戻れなくなったピム博士の妻であり、ホープの母を量子世界から救出する。その中で、ゴーストやギャング、FBIとの三つ巴の争いとなる。
質量変化をどの様にして行うか?ピム博士はそれを可能とするピム粒子を発見したことでこのHEROは誕生した。
1作目「アントマン(2015)」ではアントマンがアベンジャーズ(スターク)の施設に侵入した時、ファルコンに発見されたことがきっかけでその能力を認められ、ファルコンからの誘いを受けることとなった。その後の「シビル・ウォー/キャプテン★アメリカ(2016)」において、アベンジャーズを国連管理下に置く「ソコヴィア協定」に反対するキャプテンやファルコン側に加担したスコットは捕えられ、FBI監視下で軟禁生活をしている。スコットはピム博士やホープに内緒でキャプテンに賛同、シビル・ウォーに参画していたのだった。
〓cinemaeyes
体を1.5㎝まで小さくして悪と戦うヒーローがアントマンだ。アリをパートナーにするところのくだりは1作目に詳しく描かれている。
自身の巨大化は「シビル・ウォー/キャプテン★アメリカ(2016)」で試されたが、1作目からアリや機関車トーマスの巨大化は描かれていた。
前作まではスーツのお陰で大きさの変化に対応できる設定だったが、本作ではあらゆるもののサイズを自由に変えられるようになっている。ビル丸ごと小さくしたり、ブラスターで大きくしたりと、スーツに頼らない変化が描かれる。
ウルトラマンなど円谷プロの特撮ものは身長50m前後の巨大化だが、アントマンの巨大化は20m、ただ波止場での巨大化では20m以上あったように見える。
ワスプとは捕食性の大型蜂、スズメバチやアシナガバチなどを指す。また、歴代のアメリカ海軍の艦名として代々引き継がれており、現在では強襲揚陸艦の船名として使用されている。ワスプはマーベル初登場、MARVEL STUDIOS 作品初めての女性主演級ヒーローだ。小さくなると自身の羽根で飛ぶが、人間サイズの時には飛べるのだろうか?
マーベル作品のライバル、DC作品、この両方に出演できた方がローレンス・フィッシュバーンさん、マトリックスで強烈な印象そのままにDCの「マン・オブ・スティール」と「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」ではデイリープラネット社の編集長を演じている。
日本発祥のキャラクター「キティちゃん」が登場する。子供にも人気のキャンディ「PEZ」が巨大化して武器に変わるのは笑いどころの一つだ。世界の「キティちゃん」は先に「レディ・プレイヤー1(2018)」でも登場している。
原作者スタン・リーさんのカメオ出演、もちろんあります。