ザ・プレデター/原題 THE PREDATOR
一番強いヤツは、どこだ。
〓DATE
2018.09.15 土曜日 9:40 Screen9
〓FILMMAKERS
監督 シェーン・ブラック
音楽 ヘンリー・ジャックマン
〓CAST
ボイド・ホルブルック(クイン・マッケナ)、ジェイコブ・トレンブレイ(ローリー・マッケナ)、オリヴィア・マン(ドクター・ケイシー・ブラケット)、トレヴァンテ・ローズ(ネブラスカ・ウィリアムズ)
〓ご注意
以下の文章にはネタバレを含みますのでご注意ください。
〓概要
前回、「エイリアンVSプレデター(2007)」ではプレデターと人類の共闘が実現した。
そのプレデターが人類に贈ろうとしたのはプレデターキラーだった、それはなぜか?
これまでの何度かの地球への来襲で、人類はプレデターに関する究明を進め、言語学的にも生物学的にもある程度の解明が進んでいる。
ローリーは発達障害の男の子、プレデターの3次元コンピューターをも操作できる特異的な能力を持ち、これがプレデターに知られ獲物として狙われてしまう。父親クインやその仲間たちは、プレデターから如何にしてローリーを守るか・・・
〓cinemaeyes
predatorとは捕食者、略奪者の意だ。この宇宙人は人類を狩の標的とする。これまで「プレデター(1987)」、「プレデター2(1997)」、「エイリアンVSプレデター(2004、2007)」、「プレデターズ(2010)」で来襲時の出来事が明らかにされたが、コミックや小説ではより深くより広く、プレデターと人類の遭遇(プレデターワールド)が描かれている。
質量的に収納が無理なはずの金属物が変形しながら飛び出してくる、「アイアンマン」でも同様なシーンが数多く登場する、ナノテクによる金属加工技術のブレークスルーだ。今作の監督シェーン・ブラックは『アイアンマン3(2013)』の監督でもある。
ジェイコブ・トレンブレイくんは「ワンダー 君は太陽(2018)」でも普通ではない男の子を演じていた天才子役だ。今作でもその天才ぶりを発揮、あくまでも自然な演技は只者ではない存在感を示す。
エンドロールでも流れる曲はヘンリー・ジャックマンの作品だが、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』などのアラン・シルベストリーの曲とも良く似た曲調だ。