『ローグ・ワン(ROGUE ONE)』

監督:Gareth James Edwards、製作:Kathleen Kennedy、製作総指揮:John Koll 他、製作会社:Lucasfilm Limited、配給:Walt Disney Studios Motions Pictures、公開:December 16th,2016
STAR WARS  LAST JEDI』に先立つ女性主人公の作品、ジンを演じるフェリシティ・ジョーンズダン・ブラウンインフェルノ(201610)』でも主演女優だ、壮大な宇宙の多様性を描くこのシリーズだからこそ女性が主人公になるのは嬉しい限り。
この物語は『エピソード4 新たなる希望』の数分前までの出来事を描いた作品。綺麗に、自然にエピソード4へと繋ぐ。よくスターウォーズシリーズは何作目から見たら良いかの論議があるが、本作を一番最初に観て、次にエピソード4を観ると流れが良く分かりそう。ライトセーバーの超密エネルギー源となるカイバー・クリスタルも描かれている。
たくさんの兵の命が失われていく、まるでサーガを繋ぐ『クローン・ウォーズ』の実写版のようだ。

悲しいラスト、ベイダーに乗り込まれ情け容赦ない蹂躙が始まる。設計図入りのディスクが命と引き換えに兵から兵へと手渡されていき、最後にはレイヤが受け取る。『STAR WARS  新たなる希望』は『ローグ・ワン』から繋がっていた希望だった。(toshi)